せん定の基本
せん定

ここではせん定の基本知識をお教えいたします。
ご家庭でせん定されるときにも参考にして下さい。

原則としてせん定すべき枝(忌み枝)

木は生長すると枝葉が茂って、内側の日当たりや風通しを悪くします。その結果、病虫害が発生しがちなので、枯れ枝、折れ枝、病気や虫のついた枝などは放置しないで、見つけ次第切り落とします。
枝を切る際には、翌年以降のその枝の姿・形を予想して切り詰めるようにします。

(1)徒長枝 他の枝に比べて勢いが良く、大きく伸びすぎた枝。 飛び枝とも呼ばれます。

(2)立ち枝 枝から垂直に上に向かって伸びた枝。

(3)平行枝 ほぼ同じ所から上下左右に並んだり、長さや太さ、方向を同じくして伸びた2本の枝。
全体を考えて、どちらか一方を切り落とします。

(4)逆さ枝 幹の中心の方に向かったり、下向きに伸びた枝。

(5)からみ枝 他の枝と接触し、からんでいる枝。

(6)交差枝 主要な枝や幹と交差している枝。

(7)幹吹き 幹から直接発生した小枝。胴吹きとも呼ぶ。

(8)ヒコバエ 木の根元や、地中から勢いよく伸びた小枝。主幹の勢いを弱めるので取り除きます。ヒコバエを総称してヤゴともいいます。

(9)その他 枯れた枝、折れた枝、病虫害を受けた枝は取り除きます。

せん定の適期

◎落葉樹(ケヤキ、カエデ、ハナミズキ等)
落葉樹の基本せん定は1月〜2月の厳冬期を除く冬場が適しています。
養分を貯えて休んでいる冬期には、たくさんの枝を切っても、その後の生長にそれほど支障はありません。樹液が流れないので、切断後の傷口も痛みにくいです。
また、この時期は葉を落としているので、枝ぶりがよくわかり、全体のバランスを見極められるのでせん定が楽に行えます。春になってからでは、枝先に発生した今年の新芽や、花芽を落としてしまいますし、枝葉が伸びる時期では、すぐに繁って樹形が乱れてしまいます。

◎常緑樹(カシ、モッコウ、ヤマモモ等)
常緑樹は冬期のせん定をできるだけ避けます。なぜなら常緑樹は冬でもわずかですが活動しています。冬場に大々的にせん定を行うと、寒さで木を傷めたり、傷口が治りにくくて枯れる恐れがあります。冬期は枯れ枝・ヤゴ取り程度にとどめ、4月以降の春に基本せん定を行います。

◎花木類(ツツジ、ツバキ、アジサイ等)
花木は、花芽分化期の前にせん定すると、枝や葉が勢いよく伸びて花芽がつきにくくなります。花芽が決まった後に花芽のついた枝を切り落としてしまうと花が咲きません。花木は一般的には、花が終わった後すぐにせん定刈り込みします。


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